こんばんは!
皆さんは東京駅の丸の内地下中央口改札のすぐそばにある「汁や」をご存じでしょうか?
「汁や」は自然食レストラン「茅乃舎」のお出汁を使ったお出汁の店です。
今回はそんな汁やさんをご紹介します。
時刻は20:30。入店してみます。
東京駅付近で用事を済ませたもののコロナ渦だからか、そもそも閉店時間が早いのかお店はほとんど開いていません。
そんな中で営業中の汁やさん。この時間とはいえひっきりなしに人が来店していました。
テーブルが3・4席、残りはカウンターとそんなに広いお店ではありませんが、立地を考えるとサクッと食べられてよさそうです。
席についてまずいただいたのがこれ。
マスクケースです。
食事は全く関係ありませんが赤い紅葉が白に映えてとてもきれいです。
さすが汁やさん、日本の美を感じます。
さて、お次に運ばれてきたのがこちら。
あったかいお出汁です。
一口飲んでみると出汁がよく出ていて甘い。
体の芯まであったまるような優しいお出汁でお椀で飲みたいくらいおいしいです。
これはお料理期待値上がりますね!
いよいよメイン!九州の豚汁セット
そしていよいよメインディッシュです。
今回頼んだのはこちら。
九州の豚汁セット 1,300円(税込)
メインは豚汁、ごはんはかしわ飯でいただきました。
外で豚汁を食べたのは初めてだったのですがこれは本気でおいしいです。
ゴロゴロ野菜がこれでもかという程、たくさん入っていてとても食べ応えがあります。
大根を噛むとお出汁の味がじゅわっと口の中に広がり、さつまいもは焼き芋のように甘くてホクホク。
もちろんお出汁もほんのり甘くお上品なお味で、まるで田舎に祖母の家に遊びに来たみたいです。
こんな繊細な味が味が出せるなんて日本ってすごいですね!
かしわ飯もほんのり甘いお出汁の味が効いていて非常に優しいお味です。
柔らかい鶏肉にくたくたになったごぼうとにんじん。
鶏肉も野菜もうまみがふんだんに出ていて、嫌なことも吹き飛びそうなくらいほっこり幸せ気分になれるお味です。
これは日本の方だけでなくぜひとも外国の方にもぜび食べていただきたいです。
そして小鉢の高菜とお豆腐もさすがのお味です。
高菜は触感は柔らかめで辛さは控え目。
お豆腐はしっかり中が詰まっていて上からかかっているピリ辛のたれがいいアクセント。
全体的に日本ならではの繊細で上品な気遣いが感じられるお味で、一息つくのにぴったりな優しい定食でした。
量も少ないかと思いましたが、お野菜を侮るなかれ。
ゴロゴロ野菜で食べ応えバツグン、しっかりお腹いっぱいになりました。
まとめ
この記事では汁やの九州豚汁セットをご紹介しました。
豚汁はゴロゴロ野菜と繊細で上品な優しいお出汁が最高な一品。
かしわ飯もくたくたのお野菜と鶏肉がお出汁とよくマッチしていて、東京駅にいながら田舎に旅行に来た気分を味わえるお味でした。
汁やは日本の方にも海外の方にもぜひ食べていただきたい日本の美を感じられるお店です。
東京駅でお時間ができた際には立ち寄ってみてください。